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タシケント・メトロ完全ガイド2026:おすすめ駅・運賃・撮影ルール

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タシケント・メトロ完全ガイド2026:おすすめ駅・運賃・撮影ルール

執筆:TourEast チーム·2026年11月4日·読了 11 分

大理石のホール、シャンデリア、そして地下数メートルに佇むユネスコ登録の宇宙飛行士の駅。2026年の運賃、QRチケットとATTOカード、運行時間、4つの路線、撮影ルール、そして2時間で巡る駅めぐりルートをご案内します。

情報・料金・時刻表は2026年11月4日時点で確認済み

タシケント・メトロは、街でいちばん手頃なアートミュージアムです。乗車券は1回2,500スム。1977年に中央アジア初の地下鉄として開業し、地上のわずか数メートル下に、大理石のホール、クリスタルのシャンデリア、陶板の宇宙飛行士、青いドームが隠れています。2026年7月には最も有名なコスモナフトラル(Kosmonavtlar)駅がユネスコ世界遺産の構成資産となり、支払い方法、見どころの駅、撮影の可否、そして午後のうちに主要な駅をどう巡るかといった、同じ疑問を抱く旅行者が新たに増えています。

本ガイドでは、2026年11月時点の最新情報をもとにそのすべてにお答えします。2026年10月1日からの新運賃、QRチケットとATTOカード、運行時間、地上区間を走る環状線を含む4路線、そして初めての方向けの駅めぐりルートをご紹介します。

タシケント・メトロの概要

この地下鉄は、1966年の大地震で旧市街の大半が壊滅したあとに計画され、地震多発地帯の都市に合わせて建設されました。トンネルは主に地下8~25メートルと浅く、強い地震に耐えられるよう設計されています。チランザル線の最初の区間は1977年11月6日に開業しました。

  • 路線:4路線。チランザル線(赤)、ウズベキスタン線(青)、ユヌサバード線(緑)、そしてウズベク語でハルカと呼ばれ、大部分が地上を走る環状線です。
  • 規模:2020年から2025年の延伸を経て、2026年時点で約50駅、路線延長は約70km。
  • 運行時間:毎日およそ5:00から深夜0:00まで。大晦日など一部の祝日は延長されます。
  • 運行間隔:中心部の路線では数分おき、環状線は約7分おきです。
  • 表示:駅名は標識も車内放送もウズベク語(ラテン文字)で、新しい路線図には一部英語もあります。地下に入る前に、オフライン地図を保存するか路線図のスクリーンショットを撮っておきましょう。

各駅は、詩人、職業、歴史的出来事、そしてある有名な駅では宇宙征服といったテーマに沿って装飾されています。手がけたのはソビエト時代のウズベキスタンを代表する芸術家たちも多く、その陶板、彫刻を施したアラバスター、大理石こそが、今や人々が楽しみのためにメトロに乗る理由です。

Ceramic medallion of cosmonaut Valentina Tereshkova at Kosmonavtlar station
写真:Schokifaktor / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

環状線を含むタシケント・メトロの路線

最も古いチランザル線は、南西の住宅地から中心部を抜けて東のブユク・イプク・ヨリへと走ります。2020年12月には、オルマザルの先から南のセルゲリ、キプチョク方面へ高架区間が延伸されました。ムスタキルリク広場、パフタコル、アミール・ティムール公園、ハミド・オリムジョン、プーシキンの各駅はこの線にあります。

ウズベキスタン線は1984年に開業し、北西のベルーニーから東のドストリクまで市内を横断します。アリシェル・ナヴォイー、コスモナフトラル、タシケントなど、最も撮影される駅が揃うほか、同名のバザールへ向かうチョルスー駅もこの線上にあります。

ユヌサバード線は2001年開業。独立後に最初に建設された路線で、ミンゴリクからユヌス・ラジャビー、ボドムゾルを経て北へ延びています。北端のトゥルキスタン駅とユヌサバード駅は2020年8月に加わりました。

環状線は最も新しい路線です。最初の高架7駅が2020年8月に開業し、2023年4月に第2期が続き、その後キプチョク方面への短い地下連絡線が加わりました。地上区間は2025年夏にメンテナンスのため段階的に運休となり、2025年11月1日に全面再開しました。2026年5月1日からは、ほかの路線と同じく5:00に始発が出ています。旅行者にとっては芸術というより眺めを楽しむ路線で、低層の郊外の街並みを見下ろしながら、街の人々の暮らしぶりを知ることができます。

まだ開通していない区間:計画中の「ニュー・タシケント」地区への新線が建設中で、3駅からなる最初の区間は2026年末の開業が発表されています。また2035年までのさらに大規模な拡張計画が2026年5月に承認されました。上記以外の駅を利用する際は、事前にtashmetro.uzで最新の路線図をご確認ください。

2026年のタシケント・メトロ運賃

タシケントの運賃は2026年10月1日に改定されたため、古いブログの情報は当てになりません。2026年11月時点の運賃は次のとおりです。

  • 電子決済(交通カード、銀行カード、アプリやキオスクのQR)での1回乗車:2,500スム。
  • 現金での1回乗車:3,000スム。
  • 1時間以内にバスから乗り継いだ場合のメトロ乗車:1,500スム。
  • 交通カードでのバス・メトロ乗り放題:1日13,500スム、1週間73,000スム、1か月345,000スム。
  • 交通カードの回数券:10回19,000スム、20回38,500スム。

1回あたり約20米セントと、世界でも屈指の安さです。1回分の運賃で、改札の内側にいる限り路線間の乗り換えも含めて乗り放題。これが駅めぐりの鍵です。途中で降りてホームを撮影し、次の電車に乗り、何度乗り換えても1回の運賃で済みます。いったん改札を出ると、再度の支払いが必要です。

1時間ルールにもご注意ください。時間制運賃では、1回の運賃でメトロに入場できるのは1度だけ。地上に出て再び入場すると、新たな乗車として扱われます。運賃は市が定めるもので再び変わる可能性があるため、長期滞在の前にはtashmetro.uzまたはatto.uzで最新の金額をご確認ください。

Domed hall of Alisher Navoiy metro station in Tashkent
写真:Schokifaktor / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

支払い方法:QRチケット、ATTOカード、銀行カード

トークンは2020年に廃止され、紙の切符は現在QRコードになっています。現実的な選択肢は3つです。

QRチケット。数回乗るだけの旅行者に最も簡単な方法です。多くの駅で窓口が自動券売機のキオスクに置き換えられ、発行されたQRチケットを改札でスキャンします。2025年12月には、環状線の地上14駅すべてと、パフタコル駅、アリシェル・ナヴォイー駅の現金窓口が閉鎖され、キオスクに替わりました。QRチケットは購入後の有効時間が短いため、乗る直前に購入してください。

ATTOカード。メトロと市内バスの両方で使えるタシケントの交通カードです。メトロの窓口やウズベキスタンの郵便局で購入・チャージでき、ATTOアプリ、現地の銀行アプリ、決済端末からもチャージできます。滞在が3日以上の場合やバスも利用する場合は、1日券または1週間券を載せたATTOカードが最もお得です。読み取り機にタッチして緑のランプが点灯すれば通過できます。

銀行カードやスマートフォン。改札では、現地のUzcardやHumo、一部の提携カードによるタッチ決済が利用できます。海外発行のVisaやMastercardについては、使えたという声とそうでない声があるため、頼りにしないほうがよいでしょう。PaymeやClickなど現地の決済アプリは、現地のカードを紐付けていればQRチケットを発行できます。

短期滞在のおすすめ:最初の乗車はQRチケットを購入し、気に入ったら、窓口に係員のいる駅でATTOカードを手に入れましょう。キオスクでカードが拒否される場合に備えて、5,000スム札を数枚持っておくと安心です。

タシケント・メトロでは写真撮影できますか?

はい、撮影できます。40年以上にわたり、タシケント・メトロは民間防衛用のシェルターも兼ねており、撮影は厳しく禁じられ、カメラを持つ人は警察に止められていました。この禁止は2018年6月1日に解除され、以来、駅内は自由に撮影できます。

それでも、いくつか心得ておきたいことがあります。

  • 入口で簡単な保安検査があります。警官が荷物を確認したりスキャナーを当てたりしますが、ごく通常の手続きで、すぐに終わります。
  • 警察官、警備員、管制室は撮影しないでください。乗客のアップを撮る場合は、事前に声をかけましょう。
  • ホームの通行を妨げないでください。ラッシュ時の三脚は移動を求められますし、ほとんどの駅は明るいので不要です。
  • ホームの端からは下がってください。電車は速く進入し、ホームドアはありません。
  • フラッシュは不要で、通勤客の迷惑にもなります。シャンデリアの光で十分です。

撮影に最適なのは、平日の10:00~16:00ごろ、または週末の早朝です。ラッシュアワーの8:00~9:30ごろと17:30~19:00ごろは、中心部の駅が混雑します。

Marble columns and chandeliers at Mustaqillik Maydoni metro station in Tashkent
写真:Tim Adams / Wikimedia Commons, CC BY 4.0

タシケント・メトロで最も美しい駅

公式なランキングはありませんが、友人をご案内するなら真っ先に見せたい駅と、その見どころをご紹介します。

コスモナフトラル(ウズベキスタン線、1984年)。主役といえる駅です。建築家セルゴ・スチャーギンとセルゲイ・ソコロフが生み出したホールは、まるで宙に浮かんでいるかのよう。青い陶板の壁は淡い空の色から深い宇宙の色へと濃くなり、ガラスで覆われた柱が輝き、天井にはガラスの星をちりばめた光の帯が走ります。壁には12枚の円形の陶板が並び、サマルカンドの天文学者王ウルグベク、ユーリイ・ガガーリン、ワレンチナ・テレシコワ、タシケント州出身の宇宙飛行士ウラジミール・ジャニベコフなどが描かれています。2026年7月、この駅は「タシケントのモダニズム建築」を構成する10の建造物のひとつとして、ユネスコ世界遺産に登録されました。

アリシェル・ナヴォイー(ウズベキスタン線、1984年)。15世紀の詩人にちなんで名づけられ、全駅の中で最も美しいとしばしば称されます。白と青の浅いドームが連なり、彫刻と金彩が施された姿はサマルカンドやブハラのマドラサを思わせ、壁にはナヴォイーの詩の情景を描いた陶板が並びます。赤線のパフタコル駅との乗換駅です。

ムスタキルリク広場(チランザル線、1977年)。独立広場の地下にあり、1991年まではレーニン広場と呼ばれていました。白大理石の柱が並ぶ3つの身廊、ピンクの大理石の壁、小さなドームに吊るされたクリスタルのシャンデリア。路線網で最も格式あるホールで、テーマ性よりも宮殿のような雰囲気をまとう数少ない駅です。

タシケント(ウズベキスタン線、1984年)。中央駅の前庭の地下にあり、アフラシヤブ号で到着した多くの旅行者が最初に目にする駅です。陶芸家サパルニヤズ・スルタンムラトフが、彫刻を施した柱頭のような装飾をデザインし、階段のパネルは市の建設2,200周年を記念しています。

パフタコル(チランザル線、1977年)。名前は「綿花栽培者」の意で、モザイクが綿花の実を抽象的な模様に仕立てています。1977年開業当初の駅のひとつで、隣のアリシェル・ナヴォイーのドームとの対比が楽しめます。

ボドムゾル(ユヌサバード線、2001年)。「アーモンドの果樹園」の名のとおり、白い天井に青い幾何学模様、アーモンド形のランプが並びます。ソビエト時代の駅より軽やかで現代的な趣です。

ほかにも立ち寄る価値のある駅:ともに1980年開業で、釉薬タイル、黒大理石、ブロンズのランプが印象的な赤線のハミド・オリムジョンとプーシキン。チョルスー・バザールのすぐそばに出られるチョルスー。そして装飾よりも眺めを楽しみたいなら、環状線の地上駅のいずれかです。

駅めぐりルート:約2時間で巡る名駅

このルートは改札の外に出ないため、1回分の運賃で見どころを巡れます。撮影の時間を含めて約2時間。どちら回りでも楽しめます。

  • タシケント駅(青線)からスタート。列車で到着する方や駅の近くに滞在する方に便利です。
  • 西へ2駅、コスモナフトラルへ。ホームで15~20分過ごしましょう。
  • さらに西へ2駅、アリシェル・ナヴォイーへ。ドームの下をホームの端から端まで歩いてみてください。
  • 乗り換え表示に従い、赤線のパフタコルへ。綿花のモザイクをご覧ください。
  • 1駅乗って、シャンデリアのあるムスタキルリク広場へ。
  • アミール・ティムール公園へ進み、時間があればハミド・オリムジョン、プーシキンへ。
  • お好みで:アミール・ティムール公園から緑線のユヌス・ラジャビーに乗り換え、北のボドムゾルへ。
  • 最後はアリシェル・ナヴォイーまで戻って西へ2駅、チョルスーへ。地上に出て、チョルスー・バザールでランチを楽しみ、ククルダシュ・マドラサまで散策しましょう。

45分しかない場合は、コスモナフトラル、アリシェル・ナヴォイー、ムスタキルリク広場の3駅を。車内の路線図に駅の順序が載っているので、進みながら確認してください。乗換駅の一部は、路線ごとに駅名が異なります。

A train arriving at Toshkent station of the Tashkent metro, next to a carved ceramic panel
写真:Tim Adams / Wikimedia Commons, CC BY 4.0

メトロに乗るための実用ヒント

  • 駅の入口は、地下道からの階段や控えめなパビリオンであることが多いです。青いMの標識を目印にしてください。
  • 車内放送はウズベク語で、新しい車両では一部の駅で英語の案内もあります。停車駅の数を数えておきましょう。
  • 高齢の方や子ども連れの女性には席を譲りましょう。地元の人々もそうしており、それが期待されています。
  • ホームや車内での飲食は好ましくありませんが、水を飲むのは問題ありません。
  • ほとんどの駅とトンネル内でモバイルデータ通信が使えます。
  • 古い路線にはエレベーターがまだ少ないため、大きな荷物をお持ちの方や足の不自由な方は階段を想定しておきましょう。新しい環状線と南部の駅にはエレベーターがあります。
  • Yandex Goアプリのタクシーは安価なので、駅同士が離れている場合は、メトロと短距離のタクシーを組み合わせるのもおすすめです。

タシケント・メトロは訪れる価値がある?

はい、タシケントに1日しか滞在しない方でもその価値は十分にあります。速く、安全で、清潔で、とても安い。そして地上では出会えない水準のソビエト時代のウズベク装飾芸術を、最も手軽に鑑賞できる方法です。アミール・ティムール広場やブロードウェイ、チョルスーやハスト・イマームのある旧市街、サマルカンドやブハラ行きの列車が出る中央駅など、街の主要エリアを結んでくれるのも魅力です。

地上の見どころについては当社のタシケント旅行ガイドを、タクシーやバスについてはウズベキスタンの都市での移動に関する記事を、あわせてご覧ください。

White and blue hall of Bodomzor station on the Yunusobod line
写真:Laziz Baxtiyorov / Wikimedia Commons, CC BY-SA 4.0

TourEastで巡るメトロ

プライベートツアーや少人数グループの旅程に、各駅にまつわる物語をご案内するガイド付きメトロ乗車を、ご希望に応じて組み込むことができます。より長い旅をお考えの方には、タシケントから始まりサマルカンド、ブハラ、ヒヴァへと続くオーダーメイドの旅程をご提案いたします。

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Aerial view of Olmos station on the overground Circle Line
写真:Bestalex / Wikimedia Commons, CC0

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