
記念碑 · 紀元1〜2世紀
ズルマラ・ストゥーパ
旧テルメズ東方の畑の中にぽつんと立つ日干し煉瓦の塔。クシャーナ朝の大ストゥーパの名残で、ウズベキスタンで現存する最古級の建造物のひとつです。
概要
道路から見るズルマラは、綿花畑の中に一本だけ立つ風化した土の塔のようです。しかし実際には、テルメズがクシャーナ朝の都市だった紀元1〜2世紀に築かれた仏教ストゥーパの核心部です。現存する高さは約13 mで、一般にこの国で現存する最古の建物のひとつに数えられます。
かつての姿
ストゥーパは舎利を納める記念物で、巡礼者が周囲を回るための中身の詰まった塚です。ズルマラは正方形の基壇の上に立ち、塔はもともと石または焼成煉瓦の板で覆われ、その一部には装飾がありました。20世紀の発掘でこの外装の断片が回収されています。残っているのは日干し煉瓦の核で、風雨に削られた箇所では層がはっきりと見えます。
訪問にあたって
ストゥーパは現代の市街と旧テルメズの間の開けた土地に立っています。塔とフェンス以外に見るものはほとんどなく、登ることは許されていません。その魅力は年代と風景にあります。早朝や午後遅くの低い太陽の下では土が黄金色に輝き、元の記念物の規模を想像しやすくなります。カラ・テパとファヤズ・テパへ向かう途中に短く立ち寄るだけで十分です。
見どころ
- 高さ13 mの日干し煉瓦のストゥーパ核心部
- 浸食で露出した古代の煉瓦の層
- 周囲に広がる畑と水路の平坦な風景
- 日の出と日没に土を染める黄金の光
ギャラリー






